【書痙の治療】人前で字が書けない
書痙の治療の経過報告です。
以前、こちらのブログで紹介した秋田県から書痙の治療で来院されている患者さんが昨日5回目の治療を終えました。
前回の治療はこちらからどうぞ
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今回の患者さんは、人前で書こうとすると手が震えて字にならないというタイプの症状でした。
前回までの治療では、
「上手く書かなくてはいけない」
という感情が脳と神経系の働きに誤作動を起こしていることがわかったので、それを心身条件反射療法で誤作動のスイッチが入らないように調整しました。
心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)の詳しい説明はこちらからどうぞ。
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心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)
3回目の治療
3回目の来院時にお話を聞くと、ホテルで記帳をする機会があったが、「以前に比べてだいぶ書けた」ということでした。
多少力が入るのとの震えがあったというので、それに影響している問題を検査していくと、
「嫌悪」
という感情が体に影響している事がわかりました。
何に対しての「嫌悪」なのか、さらに詳しく検査していくと、
「自分の字」に対する感情でした。
話を聞くと、もともと自分の字が好きではなくて、症状の出る前から筆ペンや字の練習をしていたということでした。
自分の字に対してさらに検査をしていくと、
「上手く書かないといけない」
「字が汚いと思われたくない」
という「信念」が隠れていて、「周に対して見栄をはる自分」の存在がいる事に気づかれました。
それが脳と神経の誤作動に影響していたので、影響しないように調整し3回目の治療を終えました。
4回目の治療
前回の治療後、葬儀に参列した際に記帳する場面がありそこで震えの症状が出たとのことでした。
前回のホテルでの記帳では書けたのに、今回は震えが起きました。
症状が出たり出なかったりするということは、出る時と出ない時では必ず何か違いがあり、そこに改善のヒントが隠れているので、その場面で何が誤作動のスイッチを入れたのかを検査していきました。
すると、
「後ろに人が並んでいる状況」
に反応していました。
そこには「焦り」という感情が繋がっていたので、その感情が身体に影響しないよう調整しました。
5回目の治療
前回治療後ホテルでの記帳の場面があったが、ほとんど症状が出ることなく書くことができた、という報告をいただきました。
人前で書くときの焦りがなくなってきて、落ち着いた状態で書けたとのことでした。
1対1での場面では、症状が出なくなってきているので、次に大勢の前で書く場面で検査を行うと、まだ誤作動の反応が出ます。
そこで、大勢の人の前で書く場面を検査していくと、
「恥辱」
という感情が関係していました。
何かその感情で思い当たることを聞いてみると、以前に知人の大きなパーティーに出席した際、大勢の人の前で字を書く場面があり、そこで震えの症状が出て全く字にならなくて書けずに恥ずかしい思いをした。
という経験が繋がっていました。
過去に苦痛な体験をしたことを脳が学習して無意識に緊張が起こる、いわゆるトラウマと呼ばれるものでした。
そのトラウマの場面と体が合っていないので、合わせるように調整をしてみると、なかなか誤作動の反応が切り替わってくれませんでした。
そこで、「恥辱」という感情がなぜ身体に影響しているのかをさらに詳しく検査していくと、
自分の字に対する感情ではなく、焦っている自分を見られることが恥ずかしいという感情が隠れていました。
過去の体験や記憶を変えることはできませんが、それが脳・神経系の誤作動に影響しないようにスイッチを切り替えることはできますので、その影響していた部分を心身条件反射療法で切り替えました。
これまでの5回の治療で症状の背後に隠れている問題が徐々に明らかになってきて、その誤作動が切り替わると共に症状にも変化が出てきているようです。
埼玉と秋田なのでなかなか通える距離ではないですが、今後も症状の経過をみながら継続して治療の報告ができればと思います。
秋田県のお土産をいただきました。
唐土庵の「桜ほろほろ」というお菓子です。
ありがとうございます。
今回の患者さんは人前でのみ、手に力が入って震えが起こるという症状で、比較的順調に改善をしている印象です。
症状の背後に隠れている問題は人それぞれなので、その深さや大きさ、症状の程度によって改善までの期間にも大きく個人差があります。
今回の患者さんのように比較的順調に改善されるケースもあれば、なかなか変化がなく時間をかけて徐々に変化を感じるケースもあります。
今はインターネットや本などから様々な情報を手に入れる事ができます。
調べてみると、書痙の治療法は薬物療法、手術、民間療法など色々とありますが、どの治療も絶対はありませんので、あなたに合った治療を選択されて納得したものを受けられることが一番だと思います。
その中にこのような治療法があるということも選択肢に加えていただければと思います。
書痙の治療例
当オフィスでの書痙の治療に関するページです。
あなたの症状改善の参考やお役に立てれば幸いです。
その他の治療例のページはこちらからどうぞ
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【患者様の声】
当オフィスで施術を受けられて、
書痙の症状を克服された方の感想をいただきました。
一人でも多くの方を勇気付けることができればと思います。
書痙(パート・38歳・女性・埼玉県比企郡鳩山町)
○症状:書痙
○職業:パート
○年齢:38歳
○お住まい:埼玉県鳩山町
○施術の感想
字を書くことに対して、初めて違和感を覚えたのは約3年前でした。
「ペンってどうやって持つんだっけ?」と友達に聞いたのを覚えています。
字は書けるのですが、段々手に力が入ってきて、 肩から指先までバリバリにこるようになってしまいました。
脳外科や整形外科を受診して、 ようやく神経内科にたどり着きジストニアの書痙 という病気であることが分かりました。
根本的な治療はないとのことで、半分あきらめていましたが、
何気なくインターネットで調べていたら、 こちらが出てきて近いので行ってみようと思い通い出しました。
2回目が終わる頃には、 気になっていた手や肘のこわばりが無くなってきていて本当に驚きました。
8回目の終了時には、 ほとんど書くことに対して気にならなくなりました。
手の事だけでなく、 私の物事に対する考え方も教えて頂いて先生には本当に感謝しています。
ありがとうございました。
書痙(パート 60歳・女性・埼玉県さいたま市)
○職業 パート
○年齢 60歳
○女性
○お住まい 埼玉県さいたま市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
7~8年前から。
精神内科で処方された薬を飲んでも根本的な治療ではないので諦めていました。
日常で字を書くという場面は多く、精神的にも苦痛を感じていました。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
今まで人に知られたくなくて隠していたことなのに、先生にはそれを診てもらうという安心感で初回から心を開くことができました。
それは先生の温かいお人柄によるものだと思いっています。
自分でも覚えていないような記憶を引き出し、その頃の自分の気持ちと向き合うと、頭では意識していないのに身体は反応してしまうという体験に毎回感動しています。
その頃の感情がよみがえり、涙が止まらなくなってしまったこともありました。
毎回帰りには精神的にとてもスッキリします!
先生いつもありがとうございます!
★おかげ様でこんなに字が書けています!
○同じ症状で悩んでいる方へメッセージ
この症状が治るものだとわかり希望の光が見えました。
昔の傷を癒すことで手の症状だけでなく、生き方も大きく変わったと思います。
以前の私のように諦めてしまっている方にも必ず光が見えることを知って欲しいです。
書痙(大学生 19歳 女性 東京都目黒区)
○職業 大学生
○年齢 19歳
○女性
○お住まい 東京都目黒区
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
当時高校3年生で受験勉強をしていたが、突然ぼんやりと「ペンが持ちにくい」と感じました。
○症状の経緯
来院する1カ月前くらいから突然「ペンが持ちにくいな」と感じるようになり、
次第にペンの持ち方もよくわからなくなっていきました。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
私は最初に来院したとき、正直治るのかなととても不安を感じていました。
「一生治らないかもしれない」という不安で泣きまくってしまう日もありました。
けれども、先生はいつも「絶対大丈夫」という声をかけ続けてくださいました。
治療をしていくうちに、「自分はこういうところにストレスを感じていたんだな」などと自分を客観的に見れるようになって、
気持ちにもだんだん余裕がうまれました。
気持ちが余裕になると自然と症状がよくなるスピードもはやくなっていきました。
○同じ症状で悩んでいる方へメッセージ
書痙は治療に長い時間がかかってしまうかもしれないけど、根気づよく向きあうことが大切だと思います!
絶対に治ります!
先生を最後まで信じてよかったです。
書痙(看護師・43歳・女性・東京都八王子市)
○症状:書痙
○職業:看護師
○年齢:43歳
○お住まい:東京都八王子市
○どんな症状で来院されましたか?
字が書きづらい。
書こうとすると手に力が入りすぎたり、
ふるえてペン先がうまく紙につかなかったり。
○症状の経緯を教えてください
18年くらい前から字が書きづらくなり、
鍼治療をしたがなかなか効果が得られなかった。
○来院して施術を受けるまでどんなことが不安でしたか?
どのような治療なのかな。
先生はどんな先生かな。
○来院して施術を受けた感想
治療は全く痛みもなく、
器具でパチパチと身体にあてていくもので、
会話しながら検査していくものでした。
先生はとても優しくて私の話を親身に聴いてくれます。
治療を続けていると少しずつ変化が出てきて、
力が入りすぎてしまうのがコントロールできるようになり、
字が書けるようになっていきました。
今までいろいろな治療を受けてきましたが、
なかなか効果が得られなかったので先生には本当に感謝しています。
書痙(会社員・26歳・女性・東京都品川区)
○職業 会社員
○年齢 26歳
○女性
○お住まい 東京都品川区
○どんな事が不安でしたか?
書痙(指先に力が入り、思うように字が書けない)
○症状の経緯
約4年前、手書きの書類が書けなくなった。
ペンの持ち方がわからなくなった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
このまま一生文字が書けない事に不安を覚えながら生活するかもしれない事。
他人に理解されにくいものである事。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
様々な病院、診療内科で診てもらっても、全く改善されず、
なかば諦めかけていた時、インターネットでここの存在を知りました。
この時、「書痙」という状態があることを知り、もしかしたらという思いで来院しました。
親身に話を聞いてくれて、何より「大丈夫!必ず治ります!」という先生の言葉に
勇気づけられ、通う事を決めました。
治療は身体に影響を与えているもの(ストレス・脳の誤作動)を調べ、
それを治したり、影響させないように、身体を修正するというもの。
通院するにつれ、少しづつですが、症状は改善していき、当時は一文字を書く事すら出来なかった私が、
こんなに長い文章のアンケートを書けるようになりました。
「書痙」に悩んいる方は是非、1度来院して下さい。
先生には大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
書痙(73歳・男性・茨城県古河市)
○年齢 73歳
○男性
○お住まい 茨城県古河市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
10年位前から市役所、銀行等の窓口での記入、冠婚葬祭、絵、写真の展示会での貴重などで手が震えた。
日記は書けた。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
どんな治療をするのかな。
本当に人前で文字を書く時、震えなくなるのかな?
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
初診の時、脳、神経系の誤作動、無意識の説明を受ける。
3~4回目の治療までは震えが治るか心配でしたが、会田先生の必ず治るの言葉を信じて施術を受け、
10回目の頃より、少しづつ震えず書類のサインなど書くことが出来るようになりました。
今は人前で書く時の苦痛はなくなりました。
元に戻るのではないかとの少しの不安はありますが。
書痙(学生・15歳・女性・埼玉県大里郡)
○職業 学生
○年齢 15歳
○女性
○お住まい 埼玉県大里郡
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
中3の1月頃
思うように文字が書けなくなってしまった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
勉強はどうすればいいか。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
最初はどんな治療をするのかと不安でしたが、全く痛くなかったし、
簡単な治療でした。
先生と話をしながらバチンバチンと機械で刺激を与えたり、
会話の中で色々検査をしてもらいました。
自分でもだんだん良くなってるなとわかりとても安心しました。
学校や部活の都合で時間外でも親切に対応して頂けて
本当に良かったです。
ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
書痙(学生・22歳・女性・東京都青梅市)
○職業 学生
○年齢 22歳
○女性
○お住まい 東京都青梅市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
約2年前から、ペンの持ち方、書き方に異変を感じ、今まで通り書けなくなっていきました。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
どのような施術をするのかということ
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
一番気にしていた施術は、特に痛くなくリラックスできるもので安心しました。
3回目くらいから、手の硬直感や動き方が自然になっていくのを実感し、
初診よりスムーズに書けるようになりました。
書痙の治療でしたが、手とはあまり関係ない部分を施術していて驚きました。
書痙(無職・39歳・女性・宮城県仙台市)
○職業 無職
○年齢 39歳
○女性
○お住まい 宮城県仙台市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
2年前位から右手小指が震え、今年に入ってから
滑舌も悪くなり階段にも不安を覚えるようになった。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
様々な科を受診しても原因不明で途方に暮れていた時に
ここを知りました。
写真には映らない小脳の働きに問題があると初めて知りました。
遠方からなので、時間の許す限り治療する事にしました。
院内だけでなく、帰ってからのリハビリ?についても丁寧に教えて頂くことが出来ました。
まだ全然読めるような状態ではないですが、明らかに上り調子であることは
間違いないです。
今後もリハビリを続けます。
また時間を作って施術を受けに来ます。
ありがとうございます。
書痙(発送業・44歳・男性・埼玉県坂戸市)
○職業 発送
○年齢 44歳
○男性
○お住まい 埼玉県坂戸市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
2カ月前から書けなくなった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
仕事に影響する事が不安でした。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
少しずつ良くなって行ったので楽しかったです。
※個人の感想であり、成果を保証するものではありません
【書痙(字が書けない)治療の検索をされてこのページをご覧のあなたへ】
書痙のような症状はまだまだ世間での認知度が低く「気持ちの問題」「ただの疲れ」「気合が足りない」といった思われ方や、なかには仮病のように嘘をついているかのような思われ方をすることもあります。
しかし、効果的な治療法やその治療を受けられる場所が少ないのが事実です。
そういった事から、人にはあまり相談できずに、一人で悩みを抱えて症状と闘いながら辛い思いをしている方が多くいらっしゃいます。
あなたも同じように悩んでいませんか?
書痙は脳と神経の働きに誤作動が起きている事が問題ですので、それを気持ちや、気合でどうにかしようとしても心と身体がバラバラになり、ますます悪循環になってしまうだけで改善は遠くなってしまいます。
当オフィスではその脳・神経系の誤作動を正しい働きに切り替えるお手伝いをしています。
字が下手なのは練習すれば上手になるのと同じで、書痙も個人差はありますが適切な治療を行えば治る症状です。
このページをご覧になった一人でも多くの方が、今の悩みから解放され快適な生活が送れることを願っています。
そのために、こんな治療法もあるということを知っていただくきっかけになればと思い、当オフィスでの症例を報告させていただいていますので、何か気になる事や質問などありましたらお気軽にご相談ください。
あなたがまた再び毎日を楽しく過ごせるようなお手伝いができたら幸いです。
カイロプラクティックオフィスアイダ
会田成臣
アクセスマップ
縮尺が大きいとピンの位置がズレることがあります。
地図を拡大してから正確な場所をご確認ください。
コメント
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会田先生のおかげで人生が変わりました‼︎
会田せんとの出会いに心から感謝しています。
私は何年も『書痙』で悩んでいて薬を飲んでいましたが、飲めば少しいいかな?程度でした。
もう一生こうやって付き合って行くしかないのかと諦めていた時に先生の事を知りました。
今まで人に知られたくないという気持ちが強く、人前で特に症状が酷かったのが、先生に打ち明けることができたこと、同じ症状で悩んでいるのが私だけではないということがわかって、どんなに救われたでしょう。
初診の時から先生に心を開いて話ができて、本当に気持ちがラクになりました。
通うたびに違う面で気づかせてもらって、無意識で反応する身体の不思議に、いつも感動すらしています。
本当に身体って正直なんだと痛感して、今まで力みっぱなしだったこと、無意識で思い込んでいたこと…先生の誘導でうまく引き出してもらえて、それを切り替えてもらえて、いつも帰りには気持ちが晴れ晴れしています。
先生のおかげで本当に救われ、心から感謝しています。
ありがとうございます‼︎
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Re: 会田先生のおかげで人生が変わりました‼︎
>>1
コメントありがとうございます。
書痙で悩んでいる皆さんは、同じように人に知られたくないという気持ちが強く、人前で特に症状が酷くなることがあります。
なので、同じ症状で悩んでいるのが私だけではないということがわかるだけでも、気持ちが楽になる事はありますよね。
書痙は、無意識が起こす脳の誤作動が原因ですから、そうした無意識の自分を知り誤作動のスイッチが入らないように脳に新たな神経ネットワークを学習させてあげることで変化が見られます。
こうした治療はまだまだ認知度が低く一般的には知られていないですが、一人でも多くの方が救われれば幸いです。
これからもご自身の無意識と向き合い自然体で過ごしていってください。
ありがとうございました。