【書痙(字が書けない)の治療】60代(男性)
今日の症例は、
書痙で悩んでいる60代の男性の治療です。
書痙とは、手が思うように動かなくなり、文字が書けなくなるという症状です。
そうした症状を聞いたことがない方からすれば「そんなことあるの?」と思われがちですが、この症状で悩んでいる方は実はとても多くいらっしゃいます。
少しでもそうした症状が一般的に認知され、また書痙の情報が悩みを抱えている方の助けになれば幸いです。
症状と、治療後の状態を動画にしました。
詳細は下に読み進めていただければわかりますのでご覧ください。
症状と経緯
10年程前から手の震えがあり、字が書きにくくなっていった。
10年前に仕事でのプレッシャーがあり、その時に字が飛ぶようになった事を記憶している。
朝が書きにくく、昼以降は朝よりは少し楽になるという。
今年に入って、箸も使いにくい。
現在は、書こうとすると人差し指~小指までが勝手に伸びてしまい、ペンを持つのも難しくなり書けない状態。
手から前腕の伸筋に強い緊張感を感じる。
これまで、脳神経内科、外科を受診しCT、MRI、脳波の検査を受けるも異常がなく、半年前に行った病院で投薬を受けているが変化はない状態。
実際に書いている状態を見せていただきましたが、指の伸展が強くペンを持つ事も難しく、文字を書くことは困難であると感じました。
原因
指が勝手に伸びてしまう事と手首が反ってしまう事によって書けなくなっているので、直接は筋肉の緊張が原因です。
しかし、本当の原因はそこではなく、体の中で何が起きていてなぜ勝手に筋肉が緊張しているのか?
そして更に大事なのはなぜそうした異常が起きたのか?
という、より上流の問題を見つけ症状の背景にある様々な関係性を知り解決することです。
患者さんが書痙の治療を探している中で、緊張を起こしている筋肉を使わない、または手に負担をかけない字の書き方を指導されたりペンの持ち方を変えたりする方法をインターネットで見たり、実際に受けたりという情報を聞くことがあります。
しかし、残念ながら書き方や持ち方を変えても、根っこにあるそもそもの書けなくなった原因が変わるわけではないので、たとえ変化が出てもそれは一時的な効果になる場合がほとんどです。
そうした一時的な変化を「感覚トリック」といいますが、
持ち方や書き方を変えることで脳が今までと違う刺激を受けることによって、症状を作っていた神経ネットワークが一時的に元のネットワークに戻ることがあります。
しかし、脳はすぐにその刺激にも慣れてしまうので、また症状を作っていたネットワークに戻ってしまいます。
つまり原因は、
上流の問題によって起きた症状を引き起こす神経ネットワークが、あたかもそれが普段の働きかのように学習記憶されてしまっているということです。
症状の改善には、上流の問題によって起きた症状を起こす神経ネットワークが学習記憶されているものを、正しいネットワークに切り替えて、正しいネットワークを再学習させてあげることが必要になります。
治療
当オフィスでは、そうした問題から異常を起こした筋肉をコントロールしている、「脳・神経」の働きを調整する目的で、
- アクティベータメソッド
- 心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)
という施術法を用いて治療を行います。
アクティベータメソッドとは
カイロプラクティックの本場アメリカで信頼されているテクニックです。
神経の誤作動を調整する振動刺激により、神経の流れに直接働きかけ、神経の命令が身体全体に伝わるようになることで筋肉の緊張が取れ症状の改善が期待できます。
また、神経の流れが活発になるため身体自身がもっている治癒力が高まり、骨格や筋肉の異常はもちろん、内臓や自律神経系の疾患などもバランスがとれて、健康を引き出すことができます。
軽い振動刺激ですので、ほとんど痛みがなく、赤ちゃんからお年寄りまで安心して受けることができます。
アクティベータメソッド治療動画
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アクティベータメソッドの説明ページはこちら
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【アクティベータメソッド】
動画・画像~アクティベータネットワークジャパン~
心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)とは
心と体の関係性にフォーカスし、ストレスにより脳が無意識に学習した誤作動記憶を健全な記憶に書き換えることで、症状を引き起こしているパターンを、症状の出ない神経回路に上書きし症状改善を行います。
心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)では、
あなたの症状を作りだしている脳の誤作動に、どんな事が影響を及ぼしているのかを必ず検査します。
検査ではあなた自身の体を使って、
生体反応検査法という特殊な検査を用いて、
どんな誤作動の記憶が無意識に学習されているのかを探していきます。
そして、
検査で得られた情報から、
誤作動記憶を健全な神経の働きに切り替えるために
軽い振動刺激を加えて調整します。
実際に検査を行っている動画はこちらです。
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心身条件反射療法の説明ページはこちら
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【心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)】
治療結果
アクティベータメソッドで全身の神経系のバランスを調整した後、心身条件反射療法で何が神経ネットワークの誤作動に影響をしていたのかを検査していきました。
患者さんの体に聞きながら検査を行うと、
「探求心」
「不快」
「執着心」
「逃避」
「競争心」
「孤独」
というキーワードに関係する出来事やストレス、心のクセが誤作動のスイッチを入れている事がわかりました。
それらを、誤作動のスイッチが入らないように調整した結果がこちらの動画です。
誤作動を起こしていた神経ネットワークが、正しいネットワークに戻りその状態が脳に再学習されたことで、症状に改善が見られました。
今回の患者さんは、キーワードに関係する感情や心のクセを素直に受け入れ、柔軟な考えに切り替えることができたことが症状の改善につながったと感じました。
私たちの体に影響を与えている感情や心のクセは無意識に存在しているものがほとんどで、それがあることが当たり前になっています。
無意識の中にある当たり前に存在しているものは自分では気付きにくいものであったり、気付いていてもそれをないものかのように心の隅に押し込めていたり、実は自分にとって都合の悪いもので自分でも気付いたり触れたくないものである場合もあります。
今回の症例からそうした感情や心のクセを素直に受け入れる覚悟や、これまでの思い込みや思考のパターンを変える柔軟性や勇気が症状の早期改善につながると感じました。
もしあなたも同じような症状で悩んでいるとしたら、何か症状改善のヒントやきっかになればと思います。
【書痙でお悩みのあなたへ】
書痙のような症状はまだまだ世間での認知度が低く「気持ちの問題」「ただの疲れ」「気合が足りない」といった思われ方や、なかには仮病のように嘘をついているかのような思われ方をすることもあります。
しかし、効果的な治療法やその治療を受けられる場所が少ないのが事実です。
そういった事から、周りの人に知られることを恐れ、人にはあまり相談できずに、一人で悩みを抱えて症状と闘いながら辛い思いをしている方が多くいらっしゃいます。
あなたも同じように悩んでいませんか?
書痙は脳と神経の働きに誤作動が起きていてそれが学習されている事が問題ですので、それを気持ちや、気合でどうにかしようとしても心と身体がバラバラになり、ますます悪循環になってしまうだけで改善は遠くなってしまいます。
当オフィスではその脳・神経系の誤作動を正しい働きに切り替えるお手伝いをしています。
子どもの頃に繰り返し練習をして書き方を学習したように、書痙も個人差はありますが適切な治療を行い、正常な運動のプログラムを再学習させてあげれば改善の可能性のある症状です。
このページをご覧になった一人でも多くの方が、今の悩みから解放され快適な生活が送れることを願っています。
そのために、こういった治療法もあるということを知っていただくきっかけになればと思い、当オフィスでの症例を報告させていただいていますので、何か気になる事や質問などありましたらお気軽にご相談ください。
あなたがまた再び毎日を楽しく過ごせるようなお手伝いができたら幸いです。
カイロプラクティックオフィスアイダ
会田成臣
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【患者様の声】
当オフィスで施術を受けられて、
書痙の症状を克服された方の感想をいただきました。
一人でも多くの方を勇気付けることができればと思います。
書痙(パート・38歳・女性・埼玉県比企郡鳩山町)
○症状:書痙
○職業:パート
○年齢:38歳
○お住まい:埼玉県鳩山町
○施術の感想
字を書くことに対して、初めて違和感を覚えたのは約3年前でした。
「ペンってどうやって持つんだっけ?」と友達に聞いたのを覚えています。
字は書けるのですが、段々手に力が入ってきて、 肩から指先までバリバリにこるようになってしまいました。
脳外科や整形外科を受診して、 ようやく神経内科にたどり着きジストニアの書痙 という病気であることが分かりました。
根本的な治療はないとのことで、半分あきらめていましたが、
何気なくインターネットで調べていたら、 こちらが出てきて近いので行ってみようと思い通い出しました。
2回目が終わる頃には、 気になっていた手や肘のこわばりが無くなってきていて本当に驚きました。
8回目の終了時には、 ほとんど書くことに対して気にならなくなりました。
手の事だけでなく、 私の物事に対する考え方も教えて頂いて先生には本当に感謝しています。
ありがとうございました。
書痙(看護師・43歳・女性・東京都八王子市)
○症状:書痙
○職業:看護師
○年齢:43歳
○お住まい:東京都八王子市
○どんな症状で来院されましたか?
字が書きづらい。
書こうとすると手に力が入りすぎたり、
ふるえてペン先がうまく紙につかなかったり。
○症状の経緯を教えてください
18年くらい前から字が書きづらくなり、
鍼治療をしたがなかなか効果が得られなかった。
○来院して施術を受けるまでどんなことが不安でしたか?
どのような治療なのかな。
先生はどんな先生かな。
○来院して施術を受けた感想
治療は全く痛みもなく、
器具でパチパチと身体にあてていくもので、
会話しながら検査していくものでした。
先生はとても優しくて私の話を親身に聴いてくれます。
治療を続けていると少しずつ変化が出てきて、
力が入りすぎてしまうのがコントロールできるようになり、
字が書けるようになっていきました。
今までいろいろな治療を受けてきましたが、
なかなか効果が得られなかったので先生には本当に感謝しています。
書痙(会社員・26歳・女性・東京都品川区)
○職業 会社員
○年齢 26歳
○女性
○お住まい 東京都品川区
○どんな事が不安でしたか?
書痙(指先に力が入り、思うように字が書けない)
○症状の経緯
約4年前、手書きの書類が書けなくなった。
ペンの持ち方がわからなくなった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
このまま一生文字が書けない事に不安を覚えながら生活するかもしれない事。
他人に理解されにくいものである事。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
様々な病院、診療内科で診てもらっても、全く改善されず、
なかば諦めかけていた時、インターネットでここの存在を知りました。
この時、「書痙」という状態があることを知り、もしかしたらという思いで来院しました。
親身に話を聞いてくれて、何より「大丈夫!必ず治ります!」という先生の言葉に
勇気づけられ、通う事を決めました。
治療は身体に影響を与えているもの(ストレス・脳の誤作動)を調べ、
それを治したり、影響させないように、身体を修正するというもの。
通院するにつれ、少しづつですが、症状は改善していき、当時は一文字を書く事すら出来なかった私が、
こんなに長い文章のアンケートを書けるようになりました。
「書痙」に悩んいる方は是非、1度来院して下さい。
先生には大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
書痙(73歳・男性・茨城県古河市)
○年齢 73歳
○男性
○お住まい 茨城県古河市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
10年位前から市役所、銀行等の窓口での記入、冠婚葬祭、絵、写真の展示会での貴重などで手が震えた。
日記は書けた。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
どんな治療をするのかな。
本当に人前で文字を書く時、震えなくなるのかな?
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
初診の時、脳、神経系の誤作動、無意識の説明を受ける。
3~4回目の治療までは震えが治るか心配でしたが、会田先生の必ず治るの言葉を信じて施術を受け、
10回目の頃より、少しづつ震えず書類のサインなど書くことが出来るようになりました。
今は人前で書く時の苦痛はなくなりました。
元に戻るのではないかとの少しの不安はありますが。
書痙(学生・15歳・女性・埼玉県大里郡)
○職業 学生
○年齢 15歳
○女性
○お住まい 埼玉県大里郡
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
中3の1月頃
思うように文字が書けなくなってしまった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
勉強はどうすればいいか。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
最初はどんな治療をするのかと不安でしたが、全く痛くなかったし、
簡単な治療でした。
先生と話をしながらバチンバチンと機械で刺激を与えたり、
会話の中で色々検査をしてもらいました。
自分でもだんだん良くなってるなとわかりとても安心しました。
学校や部活の都合で時間外でも親切に対応して頂けて
本当に良かったです。
ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
書痙(学生・22歳・女性・東京都青梅市)
○職業 学生
○年齢 22歳
○女性
○お住まい 東京都青梅市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
約2年前から、ペンの持ち方、書き方に異変を感じ、今まで通り書けなくなっていきました。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
どのような施術をするのかということ
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
一番気にしていた施術は、特に痛くなくリラックスできるもので安心しました。
3回目くらいから、手の硬直感や動き方が自然になっていくのを実感し、
初診よりスムーズに書けるようになりました。
書痙の治療でしたが、手とはあまり関係ない部分を施術していて驚きました。
書痙(無職・39歳・女性・宮城県仙台市)
○職業 無職
○年齢 39歳
○女性
○お住まい 宮城県仙台市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
2年前位から右手小指が震え、今年に入ってから
滑舌も悪くなり階段にも不安を覚えるようになった。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
様々な科を受診しても原因不明で途方に暮れていた時に
ここを知りました。
写真には映らない小脳の働きに問題があると初めて知りました。
遠方からなので、時間の許す限り治療する事にしました。
院内だけでなく、帰ってからのリハビリ?についても丁寧に教えて頂くことが出来ました。
まだ全然読めるような状態ではないですが、明らかに上り調子であることは
間違いないです。
今後もリハビリを続けます。
また時間を作って施術を受けに来ます。
ありがとうございます。
書痙(発送業・44歳・男性・埼玉県坂戸市)
○職業 発送
○年齢 44歳
○男性
○お住まい 埼玉県坂戸市
○どんな症状で来院されましたか?
書痙
○症状の経緯
2カ月前から書けなくなった。
○来院して施術を受けるまでどんな事が不安でしたか?
仕事に影響する事が不安でした。
○来院して施術を受けた感想を教えてください。
少しずつ良くなって行ったので楽しかったです。
※個人の感想であり、成果を保証するものではありません
アクセスマップ
縮尺が大きいとピンの位置がズレることがあります。
地図を拡大してから正確な場所をご確認ください。