【BBIT(脳ベースインテグレーション療法)】
【このページの目次】
【BBIT(脳ベースインテグレーション療法)とは】
BBIT(Brain Balance Integration Therapy)は、脳や神経系の症状を投薬や手術をしないで治療をする新しい分野の医療である機能神経学を元に、アメリカで研究・開発された新しい治療プログラムです。
30年以上にわたって子供の学習障害の克服をサポートしてきた、ロバート・メリロ博士によって考案され、幅広い脳関連障害を持つ患者さんを治療するための総合的なアプローチ法として確立されました。
専門分野には、自閉症スペクトラム障害、広汎性発達障害、ADHD(注意欠如多動性障害)、強迫性障害、失読症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群、双極性障害、その他の精神障害、注意障害、行動障害、学習障害などがあります。
発達障害の施術についてはこちら
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【発達障害の施術について】
この革新的なアプローチは、食事と栄養のカウンセリングおよび生活習慣の変更と組み合わせて、脳と身体のバランスを促進し小児期または成人の、神経機能障害全体に共通する根本的な問題の改善を目的としたものです。
【研究データ】
2013年にアメリカで実施された、150人以上の子供達を対象に行われた研究では、3ヶ月間のBBITを実施したADHDの子供達と、同じハンディキャップを持っているBBITに参加しなかったADHDの子供達を比べてみると、
「治療を受けた子供達すべてにおいて、2学年以上の明らかな学業の向上が、数学的推論を除くすべての成績において見られた。」
という結果が見られた。
また、
ADHDとすでに診断されている60人の子供に3ヶ月間、BBITによるアプローチを行った結果。
すべての子供が、機能が低下している脳領域の1つ以上の領域で向上が見られ、85%の子供が複数の低下領域で、明らかな統計的な向上が見られました。
約60%の子供が複数の学業診断などで、少なくとも2学年レベルの学業成績の向上が見られ、35%が4学年レベルの学業成績が向上した。
最も強い印象を受けたのは、82%の子供達が、ADHD用の標準検査によって、もうADHDではないと判断されたことである。
一般的に知られているように、私たちの脳には左右があります。
そして、その左右の機能や役割には違いがあり、お互いに連絡を取り合い様々な情報を交換することによりバランス良く一つの脳として働いています。
しかし、様々な要因によりこの左右の脳の働きにアンバランスが生まれその結果、心や体に多くの影響を与えることがあります。
その脳の働きのアンバランスを見つけ、薬を使わずに本来の自然なバランスに戻すことを目的とした療法がBBIT(脳ベースインテグレーション療法)です。
脳バランス療法は発達障害、及びその予防、そしてお子さんの脳の発育にとって最適な状態を作り出すためにアメリカで科学的に証明された効果の高い療法です。
BBITを受けた患者さんの感想
強迫性障害(中学1年生 埼玉県)
Q1.治療前はどのような症状が気になっていましたか?
こだわりが強く、生活が大変でした。
書字ができず、学校の提出物やテストを行う事も大変でした。
全てにおいて無気力
Q2.気になっていた症状はどのように変化していますか?
書字ができる様になり、ノートも少しずつですが取れる様にになり、提出物も出せるようにになってきました。
表情が明るくなり、時々やる気も出てきたり、こだわりも少しずつ改善してきました。
Q3.治療前に不安や心配だったことを教えて下さい。
突然、色々と変わってしまい日常生活やがっこう生活を送る事が大変になってしまったので、治療をしてもどれ位改善するか不安でした。
Q4.今後の治療でさらに期待している変化があれば教えて下さい。
普段の生活や学校生活で困らないように過ごせる事が一番ですが、将来的に自立できる様に自分で色々と努力できるようになって欲しいです。
BBITでできること
左右の脳のどちらかの働きが過剰になったり、低下することにより、脳の左右の働きのバランスが崩れることで、左右の脳のネットワークが乱れ、脳がコントロールしている心や体の様々な機能に影響を及ぼすことがわかっています。
この左右の脳のアンバランスな状態が小児期に起こると、感覚運動、行動、知性、感情、社交性、ADHD、学習障害、アスペルガー、自閉症、チックなどの発達障害に発展する可能性が高まります。
また脳は自律神経の中枢でもあることから、自律神経失調、免疫異常、各アレルギー疾患などの症状とも関係があることがわかっています。
そのことから、BBITによって脳のバランスを調整することにより、下記のような様々な症状が変化する可能性があります。
症状例
ADHD、自閉症、アスペルガー、チック、トゥレット、学習障害などの子供の発達障害疾患、めまい、立ちくらみ、しびれ、パーキンソン、ジストニア等の運動障害疾患、脳梗塞や脳震盪後の治療、頭痛、顔面神経痛、その他の痛み、中枢神経、自律神経、運動選手のパフォーマンスの向上、バランス機能、運動調整、視覚調整機能、および目や身体のアライメントの治療、および怪我の後のリハビリテーション、坐骨神経痛、テニス肘、耳鳴り、ふるえ等の症状。
治療例
下の動画は、6才の女の子と、大学生の陸上選手の脳のバランスを調整したことで、運動障害、バランス感覚、体の安定性が改善した例です。
●6才(女の子)
右の小脳の機能が低下していて、まっすぐに歩けませんでした。
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●陸上短距離選手(大学生)
【治療前】
目をつぶってまっすぐ歩いてもらうと、
うまくバランスが取れなくて歩くことができません。
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【治療後】
脳のバランスを調整した後は、バランスや体をコントロールして、真っ直ぐに歩けるようになりましたね。
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もしかしたらあなたを悩ませている症状にも、目には見えない脳の働きの偏りや機能異常が隠れているかもしれません。
お子さんの発達障害だけでなく、その他の症状でも気になる事がありましたら一度お気軽にご相談ください。
どんなことをするの?
BBITでは、まず脳のどの部位に機能低下があるかどうかを検査します。
そして、機能低下している部位に必要な刺激を入力することで、低下している側の脳の働きを戻し機能のバランスを調整します。
検査の方法は、平衡感覚、瞳孔、姿勢、筋力、盲点、触覚、聴覚、嗅覚、筋力、腱反射などの働きに刺激を加え、その反応を調べます。
脳のどの部分の働きを見るのかによっても内容は多岐に渡りますので、検査によって得られた反応を元に分析を行い、脳が機能低下している場所を特定します。
治療の方法は、身体の様々な受容体と呼ばれるセンサーに物理的な刺激を加えます。
たとえば手足の関節や背骨への矯正、皮膚や筋肉への刺激をすることもあれば、目の運動、光刺激、音の入力、三半規管エクササイズ、バランスエクササイズ、嗅覚エクササイズ、などを行い、機能の低下している脳の領域を刺激し働きを活性化させます。
下の動画は脳神経の検査を行っている映像です。
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また、脳のバランスに栄養や生活習慣の問題がある場合は、管理できる範囲でそうした改善のプランを立て、患者さん自身に実行してもらうこともあります。
栄養や生活習慣に関しては、野口基礎医療クリニックの野口勇人院長(内科医・産業医)によるNBM認定を受けていますので、実際の血液データを見ながら「見方を変えた血液データの見方」に基づいた栄養および免疫、生活指導のメソッドにて、アドバイスさせていただきます。
小さいお子さんの場合は、親御さんなど近くにいる大人の方にお手伝いしてもらい、食事やエクササイズなど自宅でも行えるプランを立ててサポートしていきます。
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