【ボウリングイップス】
症状
・1歩目を出すタイミングがわからず動き出せない
・2歩目を出した所で止まったり、3~4歩目で急ブレーキがかかる
・同時投球をされると反射的に体が固まって動きが止まる
・最終ステップを踏みこむのが怖くて投げられない
・スパットを見ると投げられない
・ゲームが進行していくにつれ不安や恐怖が増していき、動悸、過呼吸、パニックになる
経緯
20年前に初めて症状が出ました。
それ以来、フォームや助走など投げ方を変えるなどの対策を行い、良い時もあったがしばらくすると再発しまた投げ方を変えるを繰り返してきました。
途中でイップス治療院に通うも効果が得られず、症状を繰り返しています。
20年前から投げられない状態を繰り返し、現在はプロのレッスンを受けながら練習している環境。
その他に、仕事でうつ症状や吃音症も発症している。
現在までに6回治療を行い、1歩や3歩助走では症状が出なくなり、自分でもそこはもう大丈夫と自信が得られてきたところ。
同時投球と、本来の歩数での症状がまだ気になるので引き続き治療を行っている途中です。
これまでの対策
当オフィス来院前に、ご自身でされてきたこととして、
・助走の歩数を変える
・助走の動き方を変える
・構えないで歩きながら投げる
・立ち位置を変える
・両手投げ
・プッシュアウェイの時に息を吐く
・ファールラインを気にしない
という事がありましたが、一時的に投げられるようになることがあるものの、再び症状を繰り返していました。
考察
これまでの経緯や症状を考えると、20年という長い期間悩んでいますが、
「フォームや助走など投げ方を変えるなどの対策を行い、良い時もあったがしばらくすると再発しまた投げ方を変えるを繰り返してきた」
という事から、良い時もあったが、おそらくそれはイップスで見られる特徴的な感覚トリックではないかと考えられました。
イップスの感覚トリックについてはこちら
↓↓↓
【イップスの感覚トリック】
初回の問診時にそのことを伝えると、本人も理解していただけたようで、それが本質的な解決方法ではなかったのですぐに症状が形を変えて出現していた事を納得されました。
前回の治療時には助走の2歩目からおかしくなるという症状を感じていたので、検査をしてみると実際は1歩目から誤作動記憶のスイッチが入っていることがわかりました。
そこで、1歩目の誤作動記憶を検査していくと、
「イップスは治らない」
という無意識の思いが隠れていました。
本人の意思で治療院に治療に来ているので、頭では治るという思いや期待をしていますが、無意識の本心では隠れた「治らないもの」という強い思いがありました。
その頭と心の不一致が無意識に誤作動のスイッチを入れている事がわかりました。
さらに、その不一致を奥深く検査していくと、
インターネット上にあった、
「イップスという用語は、1930年前後に活躍したプロゴルファーのトミー・アーマーが、この症状によってトーナメントからの引退を余儀なくされたことで知られるようになったのが始まりです。」
という情報でした。
引退を余儀なくされたという情報から、
無意識に、
「引退を余儀なくされるくらいの症状が治るはずはない」
というストーリーを作り記憶していました。
さらに、自分自身の20年間も治っていないという経験も「イップスは治らない」という信念を強化しているものでしたので、これらの誤作動のスイッチを入れていた信念を、スイッチが入らないよう調整を行いました。
こうしたケースのように知らず知らずのうちに自ら治る事を制限している事も少なくありません。
こうした無意識の記憶を紐解いていく事で本質的な改善が望めますので、スポーツの成績やパフォーマンスが気になる方は一度ご相談ください。
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