【意識と無意識】

【意識と無意識】


頭の中で考えている事と、
心の中で思っている事が違う。


そんな経験したことありませんか?



あなたが心や体に不調を感じていたり、
何らかの症状を抱えている時、
その背景には必ず「心と身体の関係性」が隠れています。

そして、心と身体には
「意識」と「無意識」があります。



図にすると下のようなイメージです。

意識と無意識2



意識というのは、自分で意図的に考える事や、理性的な心の事です。

無意識というのは、自動的に浮かんでくる考えや思考で、本音的な心のことです。

普段あまり気にする事はないかもしれませんが、
私たちは日常の中で、常にこの意識と無意識で色々な事を考えたり、感じたり、選択しています。

この「意識の心」と「無意識の心」が時に不一致を起こしたり、バランスを崩してしまうことがあり、そうした時に私たちの脳はストレスを感じ緊張や興奮、誤作動を起こします。




例えば、

頼みごとをされた時、
心の中では本当はやりたくない自分がいたとします。


しかし、

「断ると相手に申し訳ない」

「断って相手に嫌われないようにしなくては」


という理性的な心が、本当はやりたくない自分の心を抑え込んで、やりたくないけど頼みごとを引き受ける、という選択をさせることがあります。

本来やりたくない事を引き受けるわけですから、実際はとても不快感を感じることになり、この時に起こる意識と無意識の心の不一致がストレスとなり脳の働きに影響を与えます。



これと同じような心の不一致が自分でも気付かないうちに常に起きていると、心身に影響を与え不健康な状態を引き起こすことになります。


本音と建前


本音と建前のように相反する心は、社会生活をスムーズに行うために必要な部分でもありますが、そのバランスがとても重要になってきます。


いつのまにか建前が強くなりすぎて本音の自分を無視していたり、
本音に気付いていても無理やり理性で抑えこんでいたり、
そうして本音と理性のバランスが崩れ、意識と無意識の自分がどんどん離れていくと脳の誤作動が起きるようになります。


患者さんの中には、

「何かストレスはありませんか?」

と、質問した時に

「何にもありません」

と言われる方もいます。

どこまでをストレスと思うかは、人によって線引きが違うので、

同じ事柄が起きても、それをストレスとして認識する人もいれば、それくらいの事は自分にとっては当たり前の事なのでストレスではない、と思う方もいます。



しかし、「これくらいの事は当たり前」と思っているのは理性の部分で、普段は隠れている心の本音の部分では本当は「嫌だな」と感じているかもしれません。

実際にはこうした不一致は日常的に誰の中でも起こっていますので、ストレスを全く感じていない人はいません。



心身共に健康で不調がなければ「ストレスは何もありません」でいいかもしれませんが、何かしらの不調がある場合、自分が認識していない部分や、理性で抑えている事で

「ないことになっているストレスや心の不一致」

が隠れている可能性があります。





症状の例


自律神経失調症のMさん

周りから恥しいと思われないように、いつも人からの見られ方を気にしていていました。
しかし、本当は周りの目を気にしないで気楽に生きたいという心が隠れていました。

いつも無意識に周りからの見られ方を気にして生活したことで、脳が常に緊張を起こし自律神経のバランスを崩していました。




腰痛のAさん

職場の上司に対して、どうしても納得できないやり方や考えがありましたが、上司の言う事に従わなければいけないという信念も同時に持っていたため、とてもストレスを感じていたことで脳の誤作動が起こり、痛みの抑制ができなくなっていました。




パニック障害のYさん

周りに迷惑をかけてはいけない、ちゃんとしなければいけないという強い信念を持っていましたが、その一方で過去の経験から自分に対する自信がなく、うまくいかなかったらどうしよう、という不安を常に抱えていました。

その結果、外出先や特定の場面で脳の誤作動にスイッチが入りパニック発作を繰り返していました。




これらは様々な症状のほんの一例ですが、
こうした意識と無意識の不一致によるストレスによって脳が誤作動を起こし様々な症状を引き起こしています。


肉体に起こっている症状だからといって、肉体だけを見ていても良くならない症状の原因には、実はこうした心の状態が隠れているということ、そしてそれは誰にでもあるものだという事を知っていただければと思います。



当オフィスではそうした心と身体の関係性や、意識と無意識の不一致など自分では気付かない部分も含めて診ていくことで治療を行っています。


もし何か気になる事があれば、お気軽に一度ご相談ください。



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