「耳鳴りの原因は脳だった」

耳鳴り

先日のニュースで耳鳴りの原因に関する記事が出ていました。

和歌山県立医科大学などの共同研究チームが、重症の耳鳴りの原因となる脳領域を特定した

300人に1人が悩まされているという「耳鳴り」について、県立医科大の研究グループは、原因となる脳の関連部位が明らかになったと発表した。

 同医科大は「発症メカニズムの解明に迫る研究成果」としており、治療法の開発が期待される。

 耳鳴りは、実際には音がしていないのに何かが聞こえるように感じる現象で、ひどくなると精神を病んだり、自殺に追い込まれたりする深刻なケースもあるという。
根本的な原因は不明で治療法が確立されていないため、複数の病院を渡り歩く患者も少なくない。

 同医大は平成23年5月、耳鼻咽喉科や神経精神科、生理学、解剖学などの医師による共同研究グループを立ち上げ、重度の耳鳴りに悩む患者24人に対してMRI検査を実施。重症患者ほど脳の特定部位のネットワークに異常があり、耳鳴りの音は聴覚とは関係なく脳で作り出されていることを突き止めた。

 また耳鳴りの強さは、脳の中心部に位置する「尾状核」や記憶などに関わる「海馬」といった部位が関連し、耳鳴りの不快感は前頭葉の一部が関わっていることなども判明。耳鳴りと不快感を分けて治療することで、耳鳴りは治せなくても不快感を取り除ける可能性があるという。

 同医科大は、抗てんかん薬の使用や電気刺激療法など治療の道筋が見つかったとしており、今後、耳鳴りと関連する脳の部位をさらに絞り込み、詳しいメカニズムの解明などを進める。

 上山敬司准教授(解剖学)は「脳のネットワークが、どのように異常を来しているのかなどについて調べていきたい」と話した。

産経ニュースより

当オフィスでも耳鳴りの治療でいらっしゃる患者さんが多くいますが、耳の治療をしているわけではなく記事にもあるように、脳や神経のネットワークの誤作動を見つけその働きを正しいものに切り替える治療を行っています。

多くの方がうちに来る前に耳鼻科や、脳神経外科といった医療機関を受診されていますが、そこでの検査では異常はないと言われることがほとんどです。


耳や脳の構造的な問題であればそこでの検査で異常が見つかりますが、ネットワークの異常という目には見えない問題に関しては見つけることが難しいようです。


「耳鳴りの音は聴覚とは関係なく脳で作り出されている。」
と書かれているように、耳そのものや聴覚に異常はないのですから耳の検査をしても異常は見つからず原因不明とされてしまうのは当然です。


原因の見付け方が違えば見えるものも違ってくるので、原因不明と言われてもその検査では原因がわからなかったというだけで、違う検査や見方をすれば原因は見つけることができます。


それが病院と当オフィスで行っている検査・治療法の違いです。

病院は目に見える構造を診ます。
当オフィスは目に見えない脳・神経の働きやネットワークを診ます。


耳鳴りの症状で悩んでいる方は一度ご相談ください。
あなたやあなたの周りの方の不安や悩みが解消するきっかけになるかもしれませんよ。

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