「40代男性・腰痛(ぎっくり腰)ー1」

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40代の男性の患者さん。

以前から力仕事で重いものを持ち上げる動作を繰り返すことが多く、最近になって腰が痛くなってきたとのこと。

朝起きる時に痛みと腰の筋肉が固くなっている感じがあり動けない為、ゆっくり時間をかけて起き上がり痛みに耐えながら身支度をしている状態。

現在は仕事中にも痛みがあり思うように仕事ができないとのこと。


当オフィスに来院される前に整形外科にてレントゲン検査を受け、医師より腰椎が潰れていて軽く神経を圧迫していてヘルニアになりかけているとの説明を受け、一ヶ月程度物理療法などの治療を受けるも改善が見られない為来院されました。


ここまでの説明でもわかると思うが、初診時に患者さんと問診をしながら話を聞いていると。

運動→腰痛→整形外科→レントゲン→ヘルニア→機械的治療といった、腰痛患者さんに見られる典型的なキーワードが並んでいるのがわかります。


当オフィスで使用しているのカイロプラクティックのテクニックでは、患者さんの身体の骨格や関節を機械のように構造的に見るのではなく、そこに影響している筋肉や神経の働きを診る検査を行い治療を行っています。


一般的に言われるヘルニアや骨のズレなどの構造的な異常は、こうした筋肉や神経系の誤った働きによる結果であり、症状の原因ではないことがわかってきています。

これらの機械的な異常を症状の原因と勘違いしてしまうと、改善が遅れたり、思うような治療の成果がでないことがあります。

そればかりか、不必要な手術や投薬など、患者さんにとって不利益な状態に繋がる可能性もあります。


この患者さんの場合も、治療前の状態で前屈の姿勢で痛みが出ていたので、治療はまず緊張を起こしている筋肉やそれらに関係する神経の働きの異常な状態を見つけ、その異常な状態を正常な働きに戻す事を行いました。

症状は腰痛ですが、原因は腰部だけとは限りませんので全身を対象に検査を行い治療をしていきます。


一通りの検査と治療を終え、神経の異常な状態が正常に切り替わったことを確認した後、治療前につらかった動作をもう一度行ってもらい痛みをご自身で評価してもらいます。

この患者さんは痛みの為制限のかかっていた前屈の可動域がかなり広がり、だいぶ楽に曲がるようになったとのこと。


レントゲン検査では腰椎が潰れヘルニアになりかけているとのことでしたが、今回の治療では狭まった腰椎の間隔を広げたり、ヘルニアを取り除く治療を行った訳ではありません。

このことからも、腰痛の原因と考えられている典型的なキーワードに心当たりがある患者さんは一度、今までの原因に合わせていたピントを少しずらすと、改善に向かう道が見えてくるかもしれません。





アクセスマップ


縮尺が大きいとピンの位置がズレることがあります。
地図を拡大してから正確な場所をご確認ください。




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