【コーヒーを飲むとめまいがする症状の治療】

【コーヒーを飲むとめまいがする症状の治療】

めまい



めまいと肩こりで来院されている30代の女性の患者さん。


10ヶ月程前からめまいと痛みを伴う肩こりが始まり、耳鼻科、内科、大学病院の脳神経外科を受診し検査を受けたものの原因がわからず症状に悩まされていました。


肩こりの症状は仕事で座っていると痛みが出てくるとのことでしたが、4回目の治療で仕事中でも症状を感じなくなりました。


めまいも毎日あったのが、この時点で週の半分くらいに減り症状に変化が見られるようになってきました。


治療はアクティベータ・メソッドで全身の神経のバランスを整え、めまいは眼球運動の際に起こる神経の誤作動を調整しただけなので、原因は背骨のズレやゆがみといった構造的な問題でも、三半規管や耳石の問題という構造的な原因ではなく、目には見えない神経の働きにあったと考えられます。

肩こりや腰痛の原因は背骨のズレや歪みと言いますが、あなたの症状は時間や日によって痛くなったり楽になったりすることはないですか?


もしズレや歪みが本当に原因しているのであれば、ズレて歪んでいる間は必ず痛みが出ていないとおかしいですよね?


めまいもしばらく休んでいると治まることを経験したことはないですか?


三半規管や耳石そのものの故障や異常であれば、その故障や異常が治らない限りはめまいも続くはずですよね?


しかし、実際は数分休めばめまいが回復したり、肩こりや腰痛も休むと楽になることがあるのです。


つまり、症状の本当の原因は背骨のズレやゆがみといった構造的な問題でも、三半規管や耳石の問題という構造的な原因でもなく、目には見えない神経の働きに一時的な誤作動が起きて、筋肉の働きや三半規管と脳の連携が正しく行われなくなることによるものだと当オフィスでは考えます。



そして、4回目の治療後めまい良くなっていましたが、前回の治療の前日に友人と会ってコーヒーを飲んでいる時に強いめまいが起きたとのこと。


よく聞いてみると、以前からコーヒーを飲むとめまいが出るとのことだったので、心身条件反射療法でコーヒーと身体の関係性を検査してみると、たしかにコーヒーに異常を示す反応がありました。


すると、昔からそうだったわけではなく、症状の出始めた10ヶ月程前からそのような状態になるということでした。


よくコーヒーに含まれるカフェインが交感神経を刺激して自律神経のバランスを乱すと聞きますが、以前は何ともなかったということはコーヒーの成分そのものではなく、症状につながる何らかの病的な学習が条件反射的に身体に影響していることが考えられます。


そこで、さらに言語神経反射を使って詳しく検査していくと、以前にめまいで受診した時の病院の先生から、カフェインはめまいに良くないという話を聞いた。
ということに反応していました。


その時に患者さんの中では無意識に

「カフェイン=コーヒー」

というようにカフェインとコーヒーを繋げて学習していたようです。


といってもカフェインはコーヒー以外にも含まれています。
もしカフェインが影響しているなら、コーヒー以外の物でも症状が出るはずです。


ですが、日本茶や紅茶、チョコレートなどカフェインを多く含んでいる物は他にもありますが、それらを口にした時はめまいの症状は出ないという事でした。


色々と質問をしながら検査をしていくと、患者さん自身も「カフェイン=コーヒー=めまい」という自分の考えに矛盾があることに気づきがあり、「カフェイン=コーヒー=めまい」という誤った学習による、脳と身体の関係性が起こす誤作動に気づきました。


そして、症状に繋がっている誤作動を起こす学習記憶を、症状に影響しないよう新たな学習記憶に切り替える施術を行うと、コーヒーに対する反応は消失しました。


昨日、来院されたときに治療後コーヒーを飲んでどうだったかを伺うと、めまいの症状は出なかったそうです。


権威のある人や、テレビやインターネット、本などのメディアを通じて「~は身体によくない」と言われると、無条件で「そうなのか」と受け入れてしまいがちですが、それによって症状に繋がる病的な学習パターンを新たに作り出すこともあります。


そしてその学習が脳と身体の誤作動に繋がり、症状を引き起こすということも日常的に起こります。


現代はインターネットや、テレビなどから、情報を手に入れようと思えば知りたい情報が簡単に手に入ります。
しかし、それが全て正しいとは限りませんし、一般的な常識が間違っていることですらあります。


「もしあなたの信じていることが身体に影響しているとしたら?」


それらたくさんの情報の中から何を信じるか、責任は自分自信にありますが、もしそれが身体に影響し症状を引き起こしている場合や、自分の症状に矛盾を感じていたらこんな治療法もありますので、何か気になることなどありましたら一度ご相談ください。






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