「スキーの転倒による外傷」

illust3036.png

昨日は頚部の回旋障害と、上肢の拳上障害を訴える患者さんが来院されました。

治療前に可動域を確認してみましたが、頚部の左回旋が約30°、右上肢が外転90°程度しか挙がらず、痛みによる運動制限が強い様子。

話を聞くと、2日前にスキーをして激しく転倒してからとのこと。

転倒の際、右肩を強く斜面に打ち付けたらしく右肩は軽く圧迫を加えただけでもかなり痛いようでした。

念の為、患部を直接診せてもらい骨折やその他の外傷がないか確認させてもらいましたが、固有症状や皮下出血、腫脹もなかったので神経的な検査で状態を確認した後に治療を行いました。


アクティベーターメソッドで全身の神経のバランスを調整した後、一度動いて状態を確認してもらうと、頚部の可動域はほぼ正常な状態に戻り、右肩の可動域も広がっていました。

しかし外転120°程度でやはり痛みが出現するとのことなので、これをPCRTで治療していきました。

PCRTで肉体的なハード面を検査→調整→確認の順で、数回治療していくと、右肩の痛みもなくなり可動域にも改善がみられました。

今後、もし痛みが繰り返されるようであれば、症状に繋がるなんらかの条件付けやストレスが考えられるので、ソフト面の治療も行っていこうと思います。


一般的に転倒などにおける痛みの症状は、炎症を抑えるための患部のアイシングや電気などの物理的な治療をイメージされる方も多いと思いますが、ダメージを受けた肉体には必ず脳・神経系の機能異常が存在します。

その乱れた神経の機能を正常に戻すことにより、痛みなどの様々な症状を早期に改善することができます。

骨折や脱臼といった禁忌症以外の一般的な外傷にこれらの治療はとても有効ですので、早く治したいという方は是非お試しください。




アクセスマップ


縮尺が大きいとピンの位置がズレることがあります。
地図を拡大してから正確な場所をご確認ください。




症状・治療法など気になることは、
こちらの無料メール相談からお気軽にどうぞ!

↓↓↓

ご予約はこちらから!

コメント


認証コード1918

コメントは管理者の承認後に表示されます。