【自律神経失調症】
自律神経失調症
自律神経失調症の大きなは特徴は、体の具合が悪いのにその原因がよくわからない、という点です。
また、特定部分だけ具合が悪いのではなく、症状が多岐にわたり複数の症状を覚えたり、ある症状が治まると別の症状が現れることなどが多く、不安やイライラなど精神的な症状が同時に見られるのも、自律神経失調症の特徴です。
精神症状が強くなると、自律神経失調症ではなく神経症(不安障害)と診断されることも多いです。
症状がどこにどう現れるかは、患者さんによって千差万別で、必ず現れる定番の症状というものがありません。
自律神経は身体のあらゆる臓器・器官と関わっているので、自律神経失調症になると全身いたるところに症状が出てくることがあり得るのです。
原因
自律神経失調症や神経症(不安障害)は、心の問題が身体や精神の症状となって現れる心因性の病気です。
自律神経失調症は身体的な症状が中心になり、神経症は精神的な症状が強く出て、日常生活に支障をきたしてしまいます。
このような症状を引き起こす原因は複合的ですが、一番大きいのはストレスです。
全ての心因性の病気は、ストレスが引き起こすといっても過言ではありません。
ひとくちにストレスといっても、色々なものがあります。
人間関係の悩みやいじめ、受検や仕事に対するプレッシャーなどによるストレスは、通常精神的ストレスと言い、過酷な気候条件や、疲労や病気などによる体への負担を、身体的(肉体的)ストレスと言います。
一見ストレスには感じないような出来事や環境の変化がストレスになることもあります。
このようなストレスがたくさん蓄積され、その人が耐えられる限度を超えたときに、自律神経に影響を及ぼし自律神経失調症や神経症の症状が現れるようになるのです。
治療
肉体面のストレスはアクティベータ・メソッドにてケアできますが、自律神経失調症や神経症などの心因性の病気は、症状の裏に心理的な問題が必ずあります。
そのため薬物療法などの対症療法だけで完全に良くなることはなく、また再発することが多いので、心理的な原因の正体を見つけ出して解決しなければ、根本的な治療にはなりません。
カイロプラクティックオフィスアイダでは、根本的な改善を目指すため心身条件反射療法にて体に影響を与えている精神的ストレスを見つけだし、それを身体に影響しないよう心と身体を合わせる治療を行います。